■【確定】山行計画
山 行 計 画 |
実施日 | 2019年11月7日(木) ~ 26日(火) |
山行場所 |
ネパール・メラピークBC20日間 | |
リーダー名 | nogami | |
申し込み期限 | 7月30日迄 | |
集合時間 | 8時00分 | |
集合場所 | 成田空港第2ターミナル マレーシア航空出発カウンター前 | |
標高/標高差 | 5,000m/3000m | |
歩行時間 | 120時間 | |
危険ケ所の有無 | 有り | |
ランク(「ランクゲージ」を参照) | M5相当 | |
行程
(電車=、車・バス━、徒歩…) |
1日目(11/8):カトマンズからPhaplu(2000m)まで車で移動し、翌日からトレッキング開始。
/7~8日目:Kothe(3500m)にて高度順応/10~11日目:Khare(4600m)にて2度目の高度順応と休息 /12日目:5000m以上にチャレンジ/13~16日目:下山コースは同じ道を引き返し、途中分岐してLukla(2820m)まで歩く /翌日Lukla経由で国内線でカトマンズに戻る16日間が全コースです。なお、 11/7は往路移動日、及び11/26は復路移動日、11/24は予備日、11/25は震災4年後の世界遺産の見学を予定しています。 |
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コメント | エベレストやマカルー等の8000m級ヒマラヤの展望を楽しむネパール東部のトレッキングです。コースはエベレスト街道と言われるヒマラヤトレッキングでは一番の人気コースから少し外れたエリアでメラピーク(6474m)を巡りながら2500~4600mの山々を歩きます。5000m以上のハイキャンプまで往復するチャレンジもあります。途中で体力に限界を感じた場合は無理せずに引き返せるようサポート付きです。トレッキングコースは途中休息日や高度順応日も含め、16日間(全旅程は20日間)。そしてトレッキングは1日平均5,6時間の歩きとなります。重い荷物はポーターに預け、水筒や雨具など最小限の荷物が自分の持ち分です。背中の数キロの荷物が4000mを越えると如何に重く感じるか、実感してください。 |

■【報告】山行記録
山 行 記 録
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参加人数 |
3人 |
リーダー/サブリーダー名 | nogami | |
山行行程 | 実行程は以下の通り少し変更しました。(計画行程と比較してください)
1,2日目(11/8,9):カトマンズからPhaplu(2000m)、更にKharikholaまで車で移動し、翌日(3日目)からトレッキング開始。 /7~8日目:Kothe(3500m)にて高度順応(計画通り)/10~11日目:Khare(4665m)及びMera BC(5203m)にて2度目の高度順応と休息 /12日目:5000m以上にチャレンジし5620m地点で日の出を見る。その後Mera BC、Khare、更にThangnakまで一気に下山する /13~16日目:下山コースは同じ道を引き返し、途中分岐してLukla(2820m)まで歩く /翌日Luklaから国内線でカトマンズに戻し予備日としていた3日間を観光とグルメに活用し楽しんだ。 11/7~11/27の全行程21日間を無事に終えることができた。 |
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山行記録 |
【ステップ1】11/7~9 ■移動の3日間(フライト1日及び車移動2日間)
成田空港出発が1時間30分も遅れ、クアラルンプールの乗り継ぎがギリギリ間に合った。更に翌日からの車の移動は忍耐の2日間。道が悪い、2日目に車のスプリングが破損し修理工場で約3時間も遅れをじっと待つ。0.5日分のトレッキング予定ができず、更に別の車をチャーターしてようやく目的地に到着 【ステップ2】11/10~12 ■森林帯2500〜3500mのトレッキング3日間 歩き始めの初日は標高差800mを半日で歩いた割にはそんなにキツくはなかった。昼食後お寺に見学に行って14時に戻る。夕方までテントで寛ぐ。更にトレッキング開始2日目で標高3250m。メラピークの見えるビューポイントのテントサイトではあるが、雲海の中で時々青空は見えるが6000m級の山は見えない。 2日後に第1回目の高度順応を行う3500m地点となる1つ手前の3200m地点を目指す。昨夜は雲海のガスで何も見えなかったが今朝は今までの中で天気が最高。雪を被ったメラピークの景色を見ることができた。500mの急降下後の昼食後小刻みに上がって平行移動または降下を繰り返しながら出発地点と同じ標高地点に到達。谷底の川のすぐ側なので展望はまるでなし。 【ステップ3】11/13~14 ■3500m高度順応(1回目)の2日間 標高も高くなり登りがキツく感じるようになってきた。万歩計も2.2万歩以上。1回目の高度順応の場所Kotheで今日、明日ゆっくりしよう。2日目ゆっくりの朝食後洗濯を各々し洗濯紐にかけた9時ごろ太陽がテント場に照り出してきた。グッドタイミング。9時半過ぎに高度順応のウォーキングを2時間ほど。午後は思い思いに休息をとる。いいタイミングで休息ができた。 【ステップ4】11/15~19 ■メラ核心部4200〜5600mを楽しんだ5日間 森林限界も越え、雪を頂いた6000m以上の山々に囲まれ素晴らしい景観。更に高度を上げ、第2の高度順応のKhare(4900m)までゆっくりと歩く。特に大きなトラブルもなく到着。昼食及び休憩後、高度順応の散策に出かけて。ペマのスマホのGPSで5000mを確認しカメラにおさめた。 予定を変更し2回目の高度順応をKhare 1日にし、Meraベースキャンプ(5100m)に移動。ここでも高度順応をすることにした。氷河の雪原でアイゼンの訓練も兼ね約1時間アップダウン。明日はいよいよメラ峠とハイキャンプを目指す。BCは5千メータを超え、流石に寒い。 朝3時半起床。4時朝食。4時半に出発。天気も快晴。5時45分、5400mの峠。その先の展望が開け、日の出迫る東の空が赤紫色に輝いている。更に5620m地点まで行くとエベレスト、ローツェ、マカルー等がすべて見える。日の出にはまだ間があるが8000m級ヒマラヤの頂きはモルゲンロートに染まり始めてきた。日の出を見届けて下山。氷河の入り口で合流し持参の温かい紅茶を飲みテントに戻った。 9時にBC(5200m)からKangnak(4100m)まで下山することにした。1100m高度差はキツイが少しでも寒さの和らぐ場所へ移動したい思いで全員合意。2時半に無事に到着。 5000m超えと8000m級ヒマラヤの展望という標達成するとあとは下山モード。9時出発、3時間半のゆっくりした行程。牧田さんの風邪が治らないのでロッジ泊をペマにお願いしたら3人とも部屋泊にしてくれた。 【ステップ5】11/20~22 ■ルクラへの下山も楽でなかった3日間 今回のトレッキングの1番のロングコース。徒歩23097歩。到着15時20分。ポーター達もヘトヘトのようで途中の休憩も普段よりも多くなっていたようだ。ルクラへ辿る最後の峠越えが半端でない。4600mを乗越す必要があるためだ。更に峠を越ししばらく行くと急勾配の下山。かなりハードだった。3500m地点まで降りると流石に少し暖かく感じる。ここからルクラの町が見える。明日は最終地ルクラには午前中に着ける予定。 そして11/22ついに到着@ルクラ11:15! 3人がスタッフが運んでくてたジュースで乾杯‼2週間ぶりにシャワーを取る。トレッキングの終わった後の安堵感と充実感。特に今回は好天に恵まれたことが何よりもよかった。 |
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集合写真 |
■【報告】写真ギャラリー
写真ギャラリに興味のある方は、別ページの写真アルバム(全75枚)もご覧にください(URLをクリック☞):https://photos.app.goo.gl/CgMujsktdCxGFBYt6 |
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- 街明かりはルクラ。街の上空には薄い雲海があり程よく灯りをフィルタリング。また月明かりは程よい三日月のため星空にあまり影響を及ぼさず雪山を優しく浮かび上がらせてくれていた。絶妙な光と影のバランスを演出してくれた