250322-23 西&南伊豆歩道

【日時】 3/22(土) ~ 23(日)
【リーダー】 kiso
【参加者数】 7名
【標高】 ランクM3.5
【最高点】519m
【距離】初日) 7.1km  2日目)17.7km
【累積標高差↗】初日) 562m 2日目)1079m
【累積標高差↘】初日) △592m 2日目)1089m
【歩行時間】初日) 6時間11分[山行5時間16分+休憩55分] 2日目)7時間11分[山行6時間18分+休憩53分]


修善寺駅集合
まずは3日間のちょっとしたおつまみやランチの為にローカルフーズをゲット

修善寺駅のローカルフーズ(撮影:Hammerhead)

 

修善寺駅 地元物産展 燻製(撮影:Hammerhead)

修善寺駅から松崎までながーいバス旅。土肥では菜の花が綺麗だった。春のポカポカ陽気。
松崎からバスを乗り変える間にバス停にて貸切ランチ。

一里塚下車して三浦(さんぽ)歩道に入ります。
昔の人の生活路ですが今はほとんど誰も歩く人はいないようです。

三浦歩道入口 (撮影:Hammerhead)

石部の浜に出て集落に入り再び三浦(さんぽ)歩道に入ります。

何十年変わらない味わい深い石部のバス停(撮影:Hammnerhead)

黒崎展望所と三競展望台は三浦(さんぽ)歩道の絶景ポイント
ここでしばし休憩。景色に見とれてしまいます。

黒崎展望所(撮影:Hammerhead)
三浦歩道・黒崎展望所(撮影:みーやん)
三競展望台で集合写真 烏帽子山が背景に(撮影:Hammerhead)

道端には色鮮やかな春の草花に出会いました。

道端の草花(撮影:Hammerhead)
三浦歩道脇の草花(撮影:Hammerhead)

いったん国道136号に出て雲見霊廟を探検。

雲見霊廟(撮影:Hammerhead)

再び三浦(さんぽ)歩道に入り石丁場跡に遭遇しました。ここは江戸時代、江戸城の石垣につかわれた石切り場だったのです。吸い込まれそうなすごく深い採石の穴です。

三浦歩道・石丁場跡(撮影:Hammerhead)

遂に雲見浜に到着。しばし休憩をしていよいよ烏帽子山山頂を目指して浅間神社の門をくぐり抜け450段の石段を登ります。視界のずっと上まで階段!

雲見浅間神社 山頂手前の450段の石段 (撮影:Hammerhead)

山頂はマグマの列柱が急激に冷えてできた大自然の造形物。山頂は狭く急なコンクリートの階段を上ります。山頂からは360°の絶景パノラマ!

烏帽子山山頂の階段 (撮影:Hammerhead)
烏帽子山山頂からのパノラマ(撮影:カズジョビ)
烏帽子山山頂パノラマ(撮影Hammerhead)

陽が海に沈む前に雲見浜突端の想い出岬でしばしのんびり過ごします。

想い出岬集合写真(撮影:カズジョビ)

民宿「番上屋」さんで美味しい海の幸とお酒で乾杯!
温泉に浸かり疲労回復しました。

雲見温泉民宿「番上屋」 (撮影:カズジョビ)

ふるさと納税も宿で出来ました。
女将さんとてもお元気で気さくな明るい方でした。

雲見温泉民宿「番上屋」での集合写真(撮影:宿女将)

2日目、朝御飯前に雲見名所である千貫門に行きました。

千貫門へ向かう(撮影:ナベノ)
早朝、荒波打ち寄せる千貫門(撮影:ナベノ)
千貫門で記念撮影(撮影:ナベノ)
千貫門より烏帽子山を臨む 〇印が山頂展望台(撮影:ナベノ)

美味しい朝御飯をいただきエネルギーに満ちたところで宿にお別れ。
高通山(標高519m)目指します。

高通山登山口へ向かう途中 グランピング場(撮影:カズジョビ)

海抜ゼロメーターに近い状態から一気に519mの山行。途中、トレッカーたちと出会います。しだいにこの西南伊豆の歩道が知れ渡ってきたことを実感します。今まではほとんど人と会うことの無かった山路でした。

山頂からは素晴らしい眺望。しばしの休憩。

高通山山頂にて集合写真(撮影:Hammerhead)

波勝崎めざして山路を下ります。眼前には広大な駿河湾が拡がります。
階段の多い下り、落ち葉の体積した箇所が実は大きな穴が開いていて思わずリーダーはそこを踏んでしまった為、危うく滑落しそうになりました。(ヒヤリハット

波勝歩道でのヒヤリハット(撮影:Hammerhead)

波勝崎に下り伊浜歩道に入ります。
この辺はが多く出没するため注意深く路を進みます。
路は荒れ放題で山は枯れた樹々で痩せて至る箇所で土砂が流出しています。

荒れ果てた伊浜歩道(撮影:Hammerhead)

しかし目の前に拡がるさざ波光る豪快な太平洋は南伊豆ならでは光景ではないでしょうか。

伊浜歩道 大海原へと続く曲路(撮影:Hammerhead)

伊豆半島は鹿が増えすぎて駆除が追い付かない状況らしいのです。樹皮を食べつくした挙句に樹々は枯れ山は痩せて鹿自体も食べものが無くなっていくのでしょう。

伊浜歩道に鹿の頭蓋骨があった。(撮影:ナベノ)

伊浜海岸でランチ&シエスタ
静かな小さな海の集落です。

伊浜の地蔵とお花(撮影:カズジョビ)
伊浜海岸(撮影:カズジョビ)

伊浜からバスに乗り最後のメインイベントである子浦日和山歩道に向かいます。

子浦日和山歩道 絶景の連続(撮影:Hammerhead)

あいにく風が強く帽子が吹き飛ばされそうになるのを必死で押さえて進みますが絶景の連続です。

子浦日和山歩道 突端での集合写真(撮影:Hammerhead)
子浦日和山歩道・鏡鼻でしばしまったり。(撮影:みーやん)

まさにジオパークの本領発揮!
それはころばし地蔵三十三観音の背後にある地層。
今にもはずれて落ちて来そうな岩がかろうじて堆積物で留まっている感じ。
ここを恐る恐る通過します。

子浦日和山歩道 ころばし地蔵手前の難所?(撮影:Hammerhead)
子浦日和山歩道・三十三観音(撮影:Hammerhead)

子浦の浜に出ました。バス待ちまで1時間以上あります。
そこで次のバス停のある妻良まで歩こうという事になりました。
皆さんタフネスです。
東海バスにて妻良→下賀茂→下田駅。
下田駅で解散。
実に良く歩いた2日間でした。