250524~25加仁湯~奥鬼怒沼湿原

▲奥鬼怒の新緑を楽しむ山行を計画しましたが、今年は残雪が多く特に鬼怒沼湿原は深かった(撮影Soregashi)

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【日時】5/24(土)~5/25(日)
【リーダー】nogami
【標高】 2,040m 【距離】 15.7km
【ランク】M3
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【記録文1日目:yasubee】

リバティきぬ北千住発~鬼怒川温泉着。市営バス乗換、女夫淵で下車、軽めの昼食後八丁の湯、八重桜が満開の加仁湯、後ろ髪引かれつつ通過ブナ平へと歩みを進める。新芽、若葉に揺れるブナ林、思い思いに森林浴を満喫し、3時間の散策後加仁湯へ戻る。山肌に流れる滝を仰ぎつつ、混浴露天で数種の泉質を楽しむ。人生初の混浴にハラハラドキドキ?セーフ!美味しい料理にも満足、雨音を聞きながら覚悟を決めて布団にもぐった。

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女夫淵から30分ほど歩くとみなさんの体もほぐれ笑みもこぼれるようになった(撮影Mr仙人)
▲女夫淵から30分ほど歩くとみなさんの体もほぐれ笑みもこぼれるようになった(撮影Mr仙人)

 

鬼怒川に沿った登山道は急な勾配もなくリラックスして散策。鼻歌が聞こえてくるよう(撮影Soregashi)く
▲鬼怒川に沿った登山道は急な勾配もなくリラックスして散策。鼻歌が聞こえてくるよう(撮影Soregashi)

 

3度の小休止とゆっくりペース後、加仁湯に到着。八重の山桜が我々を迎えてくれる(撮影Hammerhead)
▲3度の小休止とゆっくりペース後、加仁湯に到着。八重の山桜が我々を迎えてくれる(撮影Hammerhead)

 

加仁湯から更に30分ほど登るとブナ原生林の森に入る。新緑の空気感がいい(撮影Mr仙人)
▲加仁湯から更に30分ほど登るとブナ原生林の森に入る。新緑の空気感がいい(撮影Mr仙人)

 

1日目の山行が無事終了。チェックイン前に全員集合パチリ。これでいつ雨が降ってもOK(撮影Mr仙人代理の宿スタッフ)
▲1日目の山行が無事終了。チェックイン前に全員集合パチリ。これでいつ雨が降ってもOK(撮影Mr仙人代理の宿スタッフ)
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【記録文2日目:yasubee】

4時起床朝湯へ「雨が上がってる!」リーダーの声「やった!」心の声、6時55分出発、丸沼分岐を経「オロオソロシの滝展望台」で朝食のオニギリを頬張り出発。更に急登を行くと唸りをあげ流れ落ちる滝が目の前に。リーダーの介助で1人づつ慎重に渡る。ホッとしたのも束の間、春景色から一変残雪の山に、リーダーの足跡をたどり緊張の1歩1歩「ワァーキャー」とあちこちで踏み抜きの声、危険な2つ目の渡渉もクリア。難所続きで大幅にタイムロス、目標のT字路を断念、ランチタイム目指して急ぎ宿へ。昼食に間に合い3度目4度目の温泉を。
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2日目は朝食を弁当に代え早朝出発。急登の途中の滝展望台からは谷を挟んだ斜面のオロオソロシ滝が見える(撮影keizou)
▲2日目は朝食を弁当に代え早朝出発。急登の途中の滝展望台からは谷を挟んだ斜面のオロオソロシ滝が見える(撮影keizou)
更に急登を登ると奥鬼怒沼から雪解け水に昨夜の雨が加わって行く手を遮る。全員無事に濁流を渡渉する(撮影Soregashi)
▲更に急登を登ると奥鬼怒沼から雪解け水に昨夜の雨が加わって行く手を遮る。全員無事に濁流を渡渉する(撮影Soregashi)
奥鬼怒沼湿原に近づくと登りは緩やかになってきたが、雪は更に深くなる(撮影Hammerhead)
▲奥鬼怒沼湿原に近づくと登りは緩やかになってきたが、雪は更に深くなる(撮影Hammerhead)

 

登山コースは湿原からの水の通り道となり、時に小川となり、踏み抜きの注意をしながら登る。途中時間切れとなり目的地を断念し下山する(撮影Mr仙人)
▲登山コースは湿原からの水の通り道となり、時に小川となり、踏み抜きの注意をしながら登る。途中時間切れとなり目的地を断念し下山する(撮影Mr仙人)

 

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【記録文最後に:yasubee】

桜に若葉、渡渉、残雪そして混浴、ハプニング続出で面白くも贅沢な山行を終え無事家路に。
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【行程】

[1日目]女夫淵…八丁の湯…加仁湯…ブナ平/分岐…手白沢温泉…加仁湯(泊)
[2日目]加仁湯…丸沼分岐…オロオソロシの滝展望台…鬼怒沼湿原南端(手前)…オロオソロシの滝展望台…丸沼分岐…日光澤温泉…加仁湯