栗駒山

紅葉の栗駒山を望む(撮影shun)

山行情報

【日時】     10/10(金)~10/11(土)
【場所】     栗駒山
【リーダー】   Tanji 【参加者】9名
【集合時間】   11時00分
【集合場所】   JR大宮駅東北新幹線ホーム前方
【歩行時間】 1日目0時間 2日目6時間
【記録文】  ムーミン

行程

[1日目] 10日大宮11:10=(はやぶさ17号)=12:38一ノ関(昼食)14:30―16:06須川高原温泉(泊)
[2日目] 11日宿発8:00…8:30自然観察路分岐…9:35山頂分岐…10:45栗駒山山頂(昼食)11:10…中央コース…113:00いわかがみ平15:00―16:15くりこま高原駅16:58=(はやぶさ110号)=18:31大宮

山行記録

【1日目】 11:00大宮 はやぶさ17号の窓から稲刈り後の田にわらぼっちが見えてきて、一ノ関に着く。
昼食はそれぞれ各自駅近くの店で。14:30バス、16:06元湯須川高原温泉。硫化水素の匂いと白い湯気が立ち昇る。広い露店風呂を含む複数の強酸性泉に入り放題。凝り固まった身に澱のように溜まった物が溶け出して浄化されていく感覚。18:00、野菜が多い夕食、イワナの塩焼きも。夕食後再び温泉へ、ライトアップされた山の上を飛ぶ鳥が流れ星のよう。月も星もない。

一ノ関駅前
一ノ関駅前でそれぞれ昼食を済ます(撮影tantan)

 

栗駒山荘
栗駒山荘、宿泊の須川高原温泉に入る前に秋田県側の栗駒山荘の温泉に浸かる。風光明媚な露店風呂(撮影tantan)

 

須川高原温泉の夕食(撮影tantan)
須川高原温泉の夕食(撮影tantan)

 

【2日目】7:00朝食、7:55明るい曇りの中出発。湯の華の白とイデュコゴメの緑で覆われた川から出る湯気の中を進む。銀のススキが風に揺れ、紅葉したナナカマドに小さな実が輝く。8:55三途の川をを渡る。地獄には落ちなかった。ブナやカエデの金と橙、笹の緑。9:30産沼、白い空、青い山々の下、赤、橙、黄、金、緑の錦の中に白銀の幹を立てるダケカンバ。冷たい風の音がドードドド、本物の秋だ。
10:45山頂、手がかじむ。強風を避けて「草葉の陰で昼食」と指示されて、みんな笑う。11:10白く狭まった世界を降りていく。路傍の石やコケや小さな植物の葉や実、這う虫にポツポツと雨がかかり始めた。東栗駒山コースから中央コースに変更。13:00本降りになる前に、いわかがみ平に着く。15:00のバスを待つ間外は雨、16:20くりこま高原駅。ホームから渡り鳥が見えた。Ⅴ字型に隊列を組んだ大軍が暮れかかる空を次々と南下。生涯のほとんどが旅なのかな。16:50はやぶさ110号に乗る。

出発前の記念撮影(カメラtantan)

 

露店風呂の前の登山道は源泉の中を通る(撮影akikok)
露店風呂の前の登山道は源泉の中を通る(撮影akikok)

 

紅葉の見どころ(撮影tantan)
紅葉の見どころ(撮影tantan)

 

黄色、赤、緑のコントラストが素晴らしい(撮影akikok,常吉)
黄色、赤、緑のコントラストが素晴らしい(撮影akikok)

 

10:40山頂、風が強い(カメラtantan)
下りは雨冷たい雨(撮影shun)
下りは雨冷たい雨(撮影shun)