240302赤城山

凍った大沼を挟んで地蔵岳をのぞむ (撮影Nogami)

・実施日:3月2日(土) /  天気:晴れ、強風
・リーダー:Katahira.S / 参加者:13名 / ランク:M2

赤城山の最高峰黒檜山は、雪山入門でも人気のコースです
ただ、今回は強風による寒さと深い雪で苦労しました
また登山口へ向かう際の凍った車道で私が滑って転び怪我をしてしまいました
怪我をした時の状況その後の登山への影響は、末尾に記載いたします

 

(撮影Ichimasa)

▲早朝自宅を出て、10時半頃に登山口に到着です
冷たい風の中アイゼン装着します

 

登山口標識(撮影Ichimasa)

▲今回は黒檜山から駒ヶ岳を周るコースの予定です
思った以上に雪が深い!新雪が積もったばかりのようでした

 

(撮影Ichimasa)

▲岩が多く急な登りです
雪山の必需品、アイゼン歩行練習も兼ねた山行です

 

(撮影Yamamura)

▲登り、容赦なく冷たい北西の風が吹きつけます
非常に寒い、顔が引きつってます~~

 

(撮影Yamamura)

▲張り出した雪の向こうには地蔵岳、下には大沼、素晴らしい景色です

 

(撮影Yamada)

▲冬山登山のレイヤリング(重ね着)皆さんしっかりできてます
誰が誰だかわかりませんね~~

 

(撮影Yamada)

▲黒檜山山頂見えました!雪煙あがってます

(撮影Kiso)

▲休憩とってます

 

(撮影A)

▲標高が上がると霧氷が見られ始めます
青空を背景に美しく光って見えました

 

(撮影Yamada)

▲雪が柔らかく、一歩一歩力を込めて登ります
軽アイゼンでは踏ん張りが効きづらく苦戦します
10本歯以上のアイゼンを付けている人が正解でした

 

(撮影Satou)

▲開けた場所へ到着しました!

 

黒檜大神1820m(撮影Kiso)

▲鳥居と石碑のある黒檜大神です
山頂へもう一歩の地点ですが、ここで引き返すことになってしまいます
私の怪我が影響したためです

 

(撮影Ichimasa)

▲怪我をした私と一緒に行動してくれていたサブリーダーが、大神まで登って現状を報告します
その時私はサブリーダーの指示で風の当たらない平坦な場所で動かず食料補給していました
リーダーが全員下山の決断をして待機していた私と合流、来た道を戻ります

 

(撮影Katahira.S)

▲山頂へ行けませんでしたが、下り猫岩まで戻り集合写真
私も自力で下山でき、標識の下でポーズとってます
皆さん、ゆっくり降りてくれてありがとうございました

 

(撮影Satou)

▲アクシデントがありましたが揃って下山できホッとします
朝、凍り付いていた車道は雪がすっかり解けていました

 

私の怪我は仙骨(背骨の下の骨)にヒビが入ったものです。朝、バスを降り登山口までの車道は雪が白く凍り付いていました。凍った個所を避けて、雪がなく濡れた路面を安全な箇所だと思い足を乗せたときに滑り思いっきり尻もちをついてしまいました。そこは濡れた個所ではなく、透明な氷の路面でした。後から考えるとその朝の気温で氷が解けるはずがなく、わざわざ選んで危ない場所に乗った私はうかつだったと言うほかありません。
お尻を打った痛みはありましたが、打撲の痛みだと思ってそのまま登山を開始しました。はじめは大した痛みはなく登れたのですが、そのうちに段差を越えるたびに腰に痛みが走りサブリーダーの助けを借りて進むことになりました。ゆっくり登って行ったのですがとうとうサブリーダーから腕を引っ張り上げてもらわなくては登れない状態になり、みんなと一緒に登ることをあきらめました。
今回は私の怪我の他にも冬の雪山で起きうるたくさんの問題を含む山行であったように思えます。「山のヒヤリハット勉強会」でぜひ取り上げたてもらいたい事例です。4/2現在は整形外科へ通い、痛みもずいぶん引いてきています。皆さんご心配おかけしました。

 

 

Author: katahira.k