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活動の紹介

平成6年(1994年)に山を愛する 29 名の集りからスタートした美登会も明年2024年には創立30周年を迎えます。
会員数は現在75名、東京都世田谷区を中心に東京都、千葉県、神奈川県、大阪府に会員がいます。
また、登山フィールドや活動スタイルは多岐にわたり、会員は1人ひとり自分の体力や趣向に合せて山行企画を選択し楽しんでいます。
高齢者の方々がずっと健康でアクティブであること、初心者がレベルアップを継続的にトライできること、すなわち「持続可能な登山」は大事なことではないかと考えます。
簡単に美登会の活動の特徴を紹介します。

■多彩な山行計画をコーディネート:
山行フィールドは 3000m級アルプスの縦走や雪山登山、そして中低山や里山ハイキング、関東近郊の史跡・公園散策等、12名ほどのリーダーが企画します。

更に他の登山グループにはないユニークな活動として、毎年秋にネパールヒマラヤトレッキングの企画もあります。
山行日程は主に週末の日帰り(月曜企画もあります)ですが、山小屋や民宿を利用した1泊山行も企画実施しております。
時に東北・北海道・九州など遠出する時は2,3泊以上もします。またネパールには15~20日間の行程となります。

■温かい人間交流のオアシス:
会員は東京都世田谷区の小田急沿線に住む人が多く、仲良くランチをしたり呑み会をおこなったりしています。
また山行の帰りには反省会や日帰り温泉を楽しむことも行います。
会員の経歴も多岐にわたり、大学山岳部でバリバリにやっていた人、定年後に初めて山を経験した人等いろいろです。
それぞれの立場で参加し、経験を語り、知識や技術を共有し合ったりしています。

■スキルアップ教育/育成:
山行活動を安全に、かつ充実させるためにスキルアップ教育/体験にも力を入れています。
たとえば地図読み取り体験、雪山でのアイゼンやスノーシューの装着の仕方、ピッケルの使い方、テント泊、沢登体験なども1年を通して適宜行っています。

■専属シェルパガイド:
ネパールヒマラヤトレッキングでは日本語を話せるネパール人のガイドは少数派ではあるがいます。
しかし日本人の考え方や食文化などを理解して世話のできるガイドは少ないのが現実です。
美登会の発足当初からヒマラヤトレッキングのガイドをお願いしているシェルパとは既に信頼関係ができています。
またシェルパガイドの日本での研修受け入れ支援をしたり、美登会有志がネパールの小学校校舎を寄付するなど幅広く活動してきました。
夏のシーズン、八ヶ岳の硫黄岳山荘ではそのシャルパ達がスタッフとして活動しており毎年、交流登山を行っています。
美登会の毎年定期的な公式ネパール山行には専属ガイドとして企画・計画・ガイドをお願いしています。

■社会貢献活動

毎年年末には多摩川や国分寺崖線のクリーンアップ(ゴミ拾い)トレックを実施。身近な自然環境の美化に取り組んでいます。また6月第一週の地球環境デーで開催される国土交通省後援の全国河川一斉水質調査では野川中下流域を担当して採水・水質調査を行っています。

沿革概要
平成 06 年(1994) 発会/会名称「美登会」/初代会長 滝井保夫/会員29名
平成 07 年(1995) 「美登会便り」発行開始
平成 11 年(1999) 丹治昌矩会長/会員 51 名
平成 25 年(2013) 創立20周年記念
平成 30 年(2018) 佐藤政彦会長/会員90名

令和2年(2020) 木曽一彦会長/会員77名

 

美登会オリジナル山ランク表

美登会では独自の山行ランク表を作成して会報の山行計画に反映しています。参加希望される会員さんがどの程度の難易度なのかを分かるようにランク記号W、S、Mで表記。

標高、累積標高差、歩行時間、危険個所等々をポイントとして加点しランクを自動計算しています。

W、Sは史跡巡り、公園、丘陵等の軽いトレックや里山の範囲内です。

Mはマウンテンの略ですがM1~M5a.b.cまで分けてその難易度を表記しています。

特に宿泊を伴う中高山の縦走は、山岳の多い地方自治体が提示する山のグレーディングの基となる「コース定数」と関連づけながら難易度を決定しています。

このように幅広い山行計画の中身を具体的な数値で分かるように山行計画は作成されます。

例)入笠山(日帰り)

 

🔳シニアや初めて山を始める方の為に

シニア世代でもう登山は難しい方、しばらくぶりの山行で歩行に自信の持てない方、リモートワークでこもりがちで体力が落ちている方は、山行ランクW(ウォーキング)、S(里山)から始めみてはいかがでしょうか。

例)谷津干潟と谷津バラ園

 

🔳宿泊を伴う登山や本格的登山をしたい方の為に

本格的な登山をしたいという方や若い意欲のある方の為に美登会ではアルペングループが宿泊を伴う縦走や高山コースを検討していいます。

定期的に検討会議を行い、最も適した時期やルート、交通手段、宿泊手段、用意すべき物等々を決めています。

例)大杉谷から大台ヶ原

 

若い世代からシニア世代まで、山の経験値に応じた幅広いフォロー可能な山行計画のご提供を出来ることが美登会の最大の魅力です!