黒部五郎岳、三俣蓮華岳、双六岳縦走

双六岳中道分岐あたりの眺め (撮影: Soregashi)

▲双六岳中道分岐あたりの眺め (撮影: Soregashi)

山行情報

【日時】2025年 8月12日(火)〜8月15日(金)
【場所】 北アルプス 黒部五郎岳、三俣蓮華岳、双六岳縦走
【リーダー】W.Ishijawa   【参加者】8名
【ランク】 12日:M1.5   13日:M3.5

14日:M3              15日:M1.5
【記録文】Soregashi

行程

[1日目]

富山駅(ジャンボタクシー30120円) 折立7:30…18:45太郎坂…11:30五光岩ベンチ…12:30太郎平小屋

歩行時間 4:30

[2日目]

6:00太郎平小屋…8:10 北ノ俣岳…9:00赤木岳…10:00 中俣乗越…12:30黒部五郎岳…15:50黒部五郎小舎

歩行時間 8:45

[3日目]

6:00 黒部五郎小舎…9:00三俣蓮華岳…11:00双六岳…12:50双六小屋…14:40 弓折乗越…15:40鏡平山荘

歩行時間 8:10

[4日目]

鏡平山荘5:50…8:00 秩父沢出合…9:30わさび平小屋…10:10中崎橋…11:00新穂高温泉

歩行時間 4:00

山行記録

初日:折立〜太郎平小屋 風雨

メンバー全員が前泊し、6時に富山駅前からジャンボタクシーで折立に向かう。天気は あいにくの雨…。しかし、そんな事は何のその、ウキウキした気分です。
途中、石川リーダーの「あれ?道が違ってるんじゃない!?」という一言が効いたのか、運転者さんが急にスピードを上げて(笑)、予定よりもかなり早く7時15分に折立着。まだ雨が降る中、準備体操をして7時30分にいざ出発。

道⁈川⁈沢? (撮影:manul)
雨の中を登る! (撮影:manul
雨の中を登る! (撮影:manul)

30〜40分毎に休憩を取り、9時40分に三角ベンチ着。しかし、、、その後は雨風がかなり強くなり登山道にも水があふれ、まるで沢登りのような様相。

雲の彼方に有峰湖 (撮影:manul)
雲の彼方に有峰湖 (撮影:manul)

顔に当たる雨粒もかなり痛く、例えて言うなら「銀玉鉄砲を至近距離から喰らう。」ような感じです。。。
(注 : その後 雨風がさらに強くなり、不詳ソレガシもちょっと記録を付けられる状態ではなくなり、、、いったん未記録となります事ご了承ください。😅)

雨でも景色はきれい (撮影:manul)  
雨でも景色はきれい (撮影:manul)

ただ、登りの中で「これだけ冷えて来たので、まだ余裕のある内にフリースなどのミドルウェアを来ましょう。」という指示があって、身体が冷え込まずに済んだ事は記録に残します。これは今後の山行にも非常に有益なアドバイスでした。

小屋まであと少し (撮影:manul)
小屋まであと少し (撮影:manul)

という中で、12時30分に太郎平小屋に到着。(冗談抜きで、テント泊で無くて本当に良かった。)
ズブ濡れのまま、取りも直さず まずは乾燥室に。混んでるし、ハンガーも足りないし、スゴイ湿度だ〜💧。
その後、談話室で持ち寄ったオツマミやアルコールで歓談。少しづつ冷えた身体も温まって来た。(明日に備えて、スコッチはスコチにしておこう。ちと苦しい…。)
晩ご飯の後も雨は降り続く。「これはヤバいね。」という声も出るぐらいのヒドイ降りだった。
ただ、テレビの天気予報で「明日は天気回復。」との情報が入り、皆さま急に歓喜!!
その後9時に消灯。おやすみなさい。

二日目:太郎平小屋〜黒部五郎小舎 曇り一時雨

朝4時に起床。まだ薄暗い中 小屋の窓から覗くと、雨はあがっている模様だが 霧にむせている。
乾燥室に入れておいたレインウェアや靴下などがまだ乾いていない。「まぁ 歩いている内に乾くさ。」というアバウトさに とても好感を覚える。

朝食後、準備体操して6時に出発。

太郎平小屋にて、出発前の元気な一同  (カメラ:shun)
太郎平小屋にて、出発前の元気な一同  (カメラ:shun)

6時45分、2400m地点で休憩。小屋を出る時に感じた寒さが 暑いぐらいになって来ている。(でも、休んでいると急に寒くなるのね…。)

7時25分、2576m地点で休憩中に雷鳥くんと遭遇。しばし姿を見せてくれた後で「バタバタ〜っ!」と飛んで行った。(雷鳥って飛ぶんだ、と初めて知った。)

雷鳥1羽に遭遇  (撮影:shun)
雷鳥1羽に遭遇  (撮影:shun)

8時10分、北ノ俣岳着。また霧が出てきた。
8時55分、赤城岳 着。
10時、中ノ俣着、雨が降ってきて 急いでザックカバーを装着する。

そして、岩壁を越えながら歩を進め12時10分黒部五郎のカタを過ぎ、12時30分に黒部五郎岳山頂に到着。

ガスってるけど黒部五郎岳登頂!  (カメラ:shun)
ガスってるけど黒部五郎岳登頂!  (カメラ:shun)

槍ヶ岳は ついにその姿は見せてくれなかった…。
が、頑張って降りて行こうか!

黒田五郎の肩からの眺め (撮影:manul)  
黒田五郎の肩からの眺め (撮影:manul)
黒部五郎カール  (撮影: Hammnerhead)
黒部五郎カール  (撮影: Hammnerhead)

 

黒部五郎カールにて  (撮影:manul、カメラ: watsucha)
黒部五郎カールにて  (撮影:manul、カメラ: watsucha)

岩や石の道が続くカールを降りていくと、彼方に今晩泊まる山小屋が見えた。やった〜!と思い、「案外と早く小屋に着けるな。シメシメ〜。」と思っていたが、これがこれがなかなかで、歩いても歩いても着かない。

「ホントに小屋はあるのかな〜。」などと思っていたところに、下りの登山道で樹々が切れる場所があって、やっと小屋を視認出来た。屋根が薄朱色(?)で可愛らしい。

あれに見えるは黒部五郎小舎🎵  (撮影:manul)
あれに見えるは黒部五郎小舎🎵  (撮影:manul)

15時45分、黒部五郎小舎到着〜。生ビールで至福のひととき。まだ建物が新しく清潔で、かつ晩ご飯はトンカツでベリーグッド。
9時消灯。おやすみなさい、よく眠ろうね。

三日目:黒部五郎小舎〜鏡平山荘 曇り

4時起床。
5時朝ご飯。旨い!!
荷準備、体操して6時出発。

北アルプスの奥地、黒部五郎小舎にて出発前  (カメラ:shun)
北アルプスの奥地、黒部五郎小舎にて出発前  (カメラ:shun)

と、小屋裏から いきなりの急登だ〜😅。
左方はるかに白山を望みつつ歩を進めると、7時05分 太陽が顔を出す。久しぶりの陽だ〜。
7時10分に小休憩。電波が入り、サブリーダーから「無事」をLINE報告。
7時55分、三俣分岐で休憩。
8時45分、三俣蓮華岳に到着。が、霧が多く眺めは不調…。

三俣蓮華岳!(カメラ:shun)
三俣蓮華岳!(カメラ:shun)

山を降っていくと、今度は4羽の雷鳥が出迎えてくれた。

▲この日は雷鳥祭り、この付近で計5羽に遭遇(撮影 右端:Soregashi、他 manul)

 

山道を進むと、キンコウカ、イワショウブ、シオガマなどが目を楽しませてくれる。

双六岳手前の眺め  (撮影: watsucha)
双六岳手前の眺め  (撮影: watsucha)

ハイマツ帯を抜け、10時55分、双六岳到着。

双六岳!  (カメラ:shun)
双六岳!  (カメラ:shun)

霧多し。行動食での昼食を摂る。と、なんだか晴れて来そうだったので、槍ヶ岳が観られるかと出発を5分遅らせるも残念ながら またふられた…。

双六岳中道分岐にて (撮影: akikok)
双六岳中道分岐にて (撮影: akikok)

 

双六小屋へ (撮影: Hammnerhead)
双六小屋へ (撮影: Hammnerhead)

12時45分、双六小屋着。休憩後、1時に出発。

1時45分くろゆりベンチ、2時35分弓折岳分岐を越え、3時40分に鏡平山荘に到着。(黒部五郎小舎と同じ経営という事で、やはり清潔で行き届いたサービスを感じる。)

鏡平山荘に到着  (撮影: watsucha)
鏡平山荘に到着  (撮影: watsucha)

まずは部屋で荷物を整理後に、小屋前のベンチで生ビールをグイ〜っ(生ビール)と。旨い‼️。う〜む、この為に歩いて来たんだ〜😁
メンバーの皆さんで残った行動食で歓談。だんだんと霧や雲が晴れて来た!!途中、池に移動した女性陣が 素晴らしい逆さ槍を撮影。

鏡池に映る逆さ槍 (撮影: Hammnerhead)
鏡池に映る逆さ槍 (撮影: Hammnerhead)

と、そうこうしている内に6時になり夕食。(自家製と思われる)コロッケ、シューマイ、春巻き、マカロニサラダ等々、メインがいくつもある豪勢な食事だった。窓からは、雲が過ぎ去った槍ヶ岳がキレイに見えるベストな席だった。

9時消灯。いよいよ明日は最終日だ〜。おやすみなさい。

四日目:鏡平山荘〜新穂高温泉 晴れ

朝焼けの鏡池、逆さ槍 (撮影: Hammnerhead)
朝焼けの鏡池、逆さ槍 (撮影: Hammnerhead)

5時に朝食。
荷準備と体操後、5時50分に出発。天気良し!!ジャンダルム、西穂岳が朝日に映えて美しい。

朝の鏡池  (撮影: Hammnerhead)
朝の鏡池  (撮影: Hammnerhead)

 

鏡池でオコジョ現る!画面中央見つかるかな⁈ (撮影:manul)  
鏡池でオコジョ現る!画面中央見つかるかな⁈ 画像をタップすると拡大します (撮影:manul)

途中、昨日 女性陣が移動した池を通り、朝日をバックに浮かぶ槍ヶ岳を観る事が出来た。もちろん、池に映る逆さ槍も撮影。やった〜!!

気分ウキウキ、アドレナリンもダクダクと出る中で歩を進め、6時45分ウドが原で休憩。

シシウドゥケ原ベンチにて (撮影: akikok)
シシウドゥケ原ベンチにて (撮影: akikok)

晴天の中、雄大な山々を背景に写真撮影。さらに歩を進める

と、筆者の足元で茶色の動くものが。視線を向けると、「あ。オコジョだ!!」。そう、おそらくは体長10cmぐらいのオコジョ君が、人なつっこくも すばしっこく動いている。なかなか写真に収まらなかったが、やっとそのつぶらな瞳を含めたショットを撮ることが出来た。

▲またもオコジョ登場! (撮影 左端::Soregashi、他 manul)

8時05分沢横を過ぎ、9時35分わさび平小屋に到着。休憩後、歩を進め、適宜休憩を挟みながら11時に終点の穂高ロープウェイに到着。皆さま、怪我も無く無事に降りて来られた事に感謝。

リーダーの「自宅まで、無事に帰る事が大切です。」という言葉を胸に解散式。その後 皆さんで目の前の温泉に。いや〜、4日振りの風呂(それも温泉で!!)に、思わず「うわぁ〜っ❗️」と ため息が出る。
温泉の後、ビールやラーメンで乾杯。ホントにお疲れ様でした〜!!
その後、各々で予約した新幹線やバスを目指して温泉を出、家路に。
(ちなみに、筆者は 「少しでも温泉に浸かっていたい。」と欲張ったら、自宅には ほぼ終電で着きました…。😅)

リーダーや皆さまのおかげで、とっても素晴らしい山行を経験出来ました。山をやってて良かったと思った日々でした〜。

▲縦走で出会った花々(撮影 左上:Hammnerhead、他 manul)