白馬岳

山行情報

【日時】 9/19(金) ~ 9/22(月)

【場所】 白馬岳~白馬大池~蓮華温泉
【リーダー】 kiso【参加者】 5名
【ランク】 M5a
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行程

[1日目]白馬パノラマホテル宿泊
[2日目]白馬パノラマホテル―(タクシー)―栂池高原駅―(ゴンドラ&リフト)…栂池自然園…天狗原…風吹大池方面分岐…白馬乗鞍岳…白馬大池…小蓮華山…三国境…白馬岳…白馬山荘(泊)
山行データ(yamareco):↕2,932m ↗1,401m ↘△290m 歩8:08 距離10.1km
[3日目]白馬山荘…白馬岳…三國境…小蓮華山…船越ノ頭…白馬大池山荘(泊)
山行データ(yamareco) ↕2,932m ↗146m ↘△684m 歩3:02 距離5.4km
[4日目]白馬大池山荘…天狗ノ庭…黄金湯…蓮華温泉ロッヂ…蓮華温泉キャンプ場…蓮華の森分岐…カモシカ展望台…兵馬の平…蓮華の森分岐…蓮華温泉ロッヂ―(タクシー)―糸魚川駅=東京駅
山行データ(yamareco) ↗274m ↘△1160m 歩7:28 距離9.3km
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山行記録

9/19
当初の計画からアクセスを変更 各自、新幹線で長野へ行きバスで白馬八方ターミナル終点で下車し白馬パノラマホテルへ集合。明日からの山行に備えてエネルギー補給し温泉に浸かり就寝。

9/20
起床して窓のカーテンを開けるとスキージャンプ台と気球が見える。
予報通り天気は良くない。

気球(撮影Hammerhead)
スキージャンプ台(撮影Hammerhead)

朝食済ませ準備して出発。タクシーで栂池高原駅へ向かう。

白馬パノラマホテルにて出発前(撮影 タクシー運転手)

ゴンドラとリフトを乗り継いで栂池自然公園へ上がっていく。ガスっている、視界悪し

栂池のゴンドラ・リフト(撮影Hammerhead)

栂池自然園到着、すでに標高は高く雨模様。雨合羽を装着。
長野県山岳救助隊の方が登山口で仁王立ちして登山者に注意を促してくれた。
「白馬までは暴風で無理ですよ」
でもまずは白馬大池まで目指す。

栂池自然公園にて登山開始(撮影 山旅人)

下山してくる元気な大学生と出会い白馬の状況を聞いてみたら「確かに白馬付近は暴風でしたけど楽しかったっす」と、あっけらかんとした返事。
一瞬よっしゃ!となるが。

雨の天狗原にて小休止(撮影Hammerhead)

 

もう紅葉が始まっている(撮影manul)

 

白馬乗鞍岳まで来た。雨は小康状態に(撮影manul)

白馬大池辺りから雲の切れ間に光が差してきた。みるみる内に天気が良くなって来た。気分は変わる。
ランチを取りいよいよ白馬を目指す。

白馬大池&白馬山荘(撮影Hammerhead)

高度を上げるにつれ山路の勾配もきつくなっていく。天気は次第に下り坂になって来た。

山草も赤く染まっている(撮影manul)

小蓮華山に到着した頃には雲で周囲は暗くなってきた。

小蓮華山:標高2766m
(撮影Hammerhead)

 

ややなだらかな稜線が続く(撮影Hammerhead)

三國境あたりから風雨が強くなってきた。白馬岳山頂辺りは黒い雲が帯状に横たわっているのが見える。

白馬に向かい尾根伝い(撮影Hammerhead)

稜線を駆け上がる突風に吹き飛ばされそうになりながらも身をかがめてゆっくり進む。

嵐の中の白馬岳の稜線(撮影Hammerhead)

白馬岳山頂付近は大荒れだ!
まとも立っていられないほどの強風にあおられる。

嵐の白馬岳(標高2932m)に登頂(撮影Hammerhead)

悪戦苦闘しつつ白馬山荘に到着。

外は土砂降り。日は暮れる。
3000m近い高地なだけに寒い!
乾燥室で濡れた雨具、靴など干す。

山小屋の温かい夕飯を食べてストーブを囲みながら明日からの山行について議論。

白馬山荘にて夕飯(撮影 宿の人)

wifiがかろうじて繋がるエリアでお天気アプリで調べると明日は午前中は雨風は強いものの次第に曇りに転じている。
稜線の風速は15mと想定するが西から吹き付ける強風は白馬~雪倉~朝日の稜線に当たる。
とりあえず三國境まで行って判断することに。

我々の議論は周囲に関心を呼んだのか、同じコースを検討しているご夫婦から「明日は朝日岳まで行くつもりですか?」と問われ「その予定でいますが早朝判断です。」と返事。
仲間がいてくれたとうような安堵の表情が見れた。

9/21
早朝4時起床。

相変わらず外は音を立てての雨。
5時出発予定でいたがお試しで参加している山の友人から「無理したくない」とのことで6時まで延ばしていざ出発。

しかし白馬山頂に至る手前で強風にあおられて転倒。
大きな怪我はなく事なきを得たが一旦、山小屋へ退却。
白馬のレストランで暖を取り天気が収まるのを待つが大粒の雨は一向に収まる気配がない。
そのまま時間は過ぎて遂に朝日岳への縦走コースは断念。

白馬山荘レストランにて雨宿り(撮影Yukio)

再びコース変更会議。
午前中出発を期して朝日小屋をキャンセルして蓮華温泉ロッヂを電話予約。
お試し参加の友人は変わらぬ天気を見て意気消沈気味。
結果、昼まで白馬山荘レストランで待機。
そのまま昼食を取り再びコース会議。
結局、これから出発しても蓮華温泉ロッヂにつくのはかなり遅くなってしまうため蓮華温泉ロッヂには丁寧に事情説明してキャンセル、白馬大池山荘泊りで調整。

ようやく外は小雨になって来た。
満を持して正午過ぎに出発。

風は強いが気合を入れて慎重に白馬山頂を通過。

白馬山頂を通過(撮影yukio)

三國境から小蓮華山へと進むが途中ライチョウの親子兄弟に遭遇。
ハイカーを怖がる風でもなくヨチヨチ歩いく姿が愛らしい。

白馬稜線にて 撮影(カズジョビ)

 

三國境で小休止、風雨は依然と収まらない(撮影Yukio)

 

雲の奥に太陽があるが未だ好転せず(撮影Hammrehead)

 

ライチョウと遭遇(撮影Hammerhead)

15:30 無事に白馬大池山荘に到着

1人に対して予約なしの飛び込み料金3000円が宿泊代金に加算された。
山小屋は登山客でごったがえしている。
でもこれでようやく一安心。
今夜は爆睡。

9/23
6時起床

静まり返る早朝の白馬大池(撮影Hammrehead)

外は雨が上がり朝日が拡がる。冷気が熱を奪う。
食事を済ませて出発前、サブリーダーAさん主導の模範の準備体操。
白馬大池と大池山荘前で記念撮影。

白馬大池山荘前のカラフルなテント群(撮影Hammerhead)

 

白馬大池山荘にて(撮影manul)

白馬大池から蓮華温泉まではひたすら下り。
3日間の雨模様から一転して晴天に、雪倉や朝日の峰々を見ながら心は晴れる。

 

天狗の庭からアルプスの眺望に見入る(撮影カズジョビ)
天狗の庭にて 撮影(カズジョビ)
白馬大池から蓮華温泉への下り道(撮影manul)

蓮華温泉ロッヂに到着。
リュックを降ろして身軽にして蓮華の森を一周トレック

蓮華の森の巨木 撮影(Hammerhead)
蓮華の森の湿原(撮影Hammerhead)
(撮影Hammerhead)

温泉に浸かり4日間の山旅の疲れを癒した。

蓮華温泉ロッヂ・レストランにて 豆いっぱいのカレーが美味しかった!撮影(Hammerhead)

寄稿追想 by kiso

4日間の長くて密度の濃い山行は無事に終わり糸魚川駅から新幹線で東京に向かう。
山旅の最後は程よい疲労の睡魔に堕ちていくものだ。

これほどアクセスと宿とコースと天気が目まぐるしく変わった旅もなかなかなかったであろう。
皆の協力があったから、大変であったが故に思いで深い秋の北アルプス山行となった。
ありがとう!

今年は本当に雨男であった。
来年は晴れに転じてみせる。

忘れまじ
風雨の白馬へ
露の路
雲の切れ間に
岳人往来